vol.13号-その2の内容をご覧ください・・・毎週金曜日に発行



現 役 プ ロ 集 団 が 指 南 !! ━━━━━━━━━━━━━━┯━
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                │釘┃│づ┃│け┃│サ┃│イ┃│ト┃│の┃
  2006.01.20  vol.13―2 └━┛└━┛└━┛└━┛└━┛└━┛└━┛
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  presented by Ku: Art Media Inc.        │デ┃│ザ┃│イ┃│ン┃│塾┃
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┃ ★ コピーライティング・・・・・・・・・・・・・◇ 風嶺 瞭 KAZAMINE RYO
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┣━━━━━━━━━━━━━━━━ こ と ば の コ ー ラ ス を し ま し ょ



┃ ませガキ … 歳のわりには大人びた子どものこと。



┃ 「ませる」に漢字を当てると“老成る”って書くんですね。

┃ これなら、読めなくても目で見るだけで想像がつきます。

┃ なるほど!って思わず膝を叩きたくなりました。



┃ いやぁ、最近、我が家の“長男坊”が、やけに大人びてきたんですよ。

┃ 何かボーッと考えてるんで「どうしたの?」と親心を見せても、


┃  「 別 に 」 。


┃ の一言。

┃ このあと、とっかまえて、くすぐり倒したのは言うまでもありません。

┃ ほかにも、風呂上がりに、急にドライヤー片手に整髪し出したり、

┃ 隠れて着替えるようになったり……。

┃ 「フン!いまだにサンタクロース信じてるクセに」とうそぶきつつも、

┃ 思春期に入っていくのだなぁ〜としみじみ眺めている

┃ 今日このごろなのです。



┃ それにしても、なんで、この年ごろになると、

┃ やたら体裁を気にかけて、

┃ 服やアクセサリーをはじめとする自分を飾る、

┃ ありとあらゆるものに凝りはじめるのでしょうかね〜。



┃ ほかのオスより優位に立ちたいという動物的本能なのでしょうか?

┃ それとも、自分の置かれた世界の中で優れた評価を得たい、

┃ という現代の社会構造に組み込まれるための儀式なのですかね〜。



┃ いずれにしても、この、蒼くて痛い時期に、

┃ 自分のアピール力=存在感を高めるため、人はその内外を問わず、

┃ いろいろなもので飾って目立とうとするわけですね。



┃ 同じ理屈で、「ワンダフル」という、

┃ “わかりやすいんだけれども目立たないことば”に、

┃ 何か“別の要素”をプラスしたら、どうなるでしょう?

┃ インパクトのある新しい概念が創造できるかしら!?

┃ もし可能であれば、それが表現(代弁)するイメージを、

┃ これからターゲットに訴求しようと考えている“モノ”に

┃ 付与することで注目が集められるかもしれない!!



┃ ゼーゼー、なんとか辿り着きましたね。すんごい遠まわりでしたが、はあー。

┃ そう、本日のテーマは、


┃  ┌─────────────────────────────┐
┃  │ “わかりやすいんだけれどもインパクトに欠けることば”を  │
┃  │                             │
┃  │ どのようにパワーアップさせるか?            │
┃  └─────────────────────────────┘


┃ なのでした。ようやく正体を明かせましたね。ふぅ〜。



┃ これまでのお話で、“ことば”というものには《生命》があり、

┃ しかも、長年にわたって培ってきた《性格》があるということは、

┃ もう皆さん、ご理解いただけていると思います。



┃ 有名なのもいれば無名なことばもある。

┃ 悪役もいれば、目立たないけれど、いい奴もいる。

┃ ちょっとわかりにくい性格もいるし、とても単純そうなのもいるんですね。



┃ ことばを擬人化してみるっていうのも面白いかもしれませんよ。

┃ 使えることばと、使えないことばを見分けるヒントになるかも。



┃ ちょっと横道にそれましたが、いや、横道はいいことなんですが、

┃ それはなぜかということについては後日、また別の機会にしましょう。



┃ 「ワンダフル」ということばは、

┃ 性格はいいんだけれども、往年のスターといった感じで、

┃ 新境地を開拓して魅力を増すなど、イメチェンしなければ、

┃ かつてのような輝きを取り戻せないことばだと思います。



┃ しまった!結論を言っちゃいました。



┃ 冒頭で長々と引っ張ったお話が、第1の手段。


┃ ┌─────────────────────────────┐
┃ │ ほかの“ことば”と組み合わせる。ほかの“ことば”で飾る │
┃ └─────────────────────────────┘


┃ です。

┃ 以前にも、話題にしたことがある


┃  『 お い し い 生 活 』


┃ という名作コピーも同じ構造になっているのですね。

┃ もちろん、こちらは見た目だけの問題ではなく、

┃ より深い洞察、考察を基に生み出されたものなのですが、

┃ 「おいしい」も「生活」も、単体では何の変哲もない

┃ “フツーのことば”ですよね。

┃ それが、ある意図を持って組み合わせられると、

┃ それまでなかった《新しい概念》を創造してしまうわけです。



┃ 実際に「ワンダフル」でやってみます。


┃ 「ワンダフル」+「故郷」 → ワンダふるさと《あきた》

┃ 「健康」+「ワンダフル」 → 体内ワンダフル!●●野菜ジュース

┃ 「ワンダフル」+「読書」 → 脳みそにワンダフル!●●文庫


┃ 決して上出来とは言えませんが、参考例としては及第でしょう?

┃ えっ、ダメ?まあまあ。

┃ 上の例はいずれも、ことばの持つ本来のイメージをうまく利用しながら、

┃ “ほかのことば”と組み合せて、

┃ 意図にふさわしい《新しい概念》を導き出すフレーズに仕上げたものです。

┃ フレーズに新鮮な印象をもたらすチカラが認められれば、

┃ 「インパクトがある」と判断できます。

┃ インパクトの測り方は、単体のことばを測ったときと同様に、

┃ 総論(一般的にどうか)と、

┃ 各論(ターゲット層にはどうか)でみてくださいね。



┃ 『ことばのコーラスをしましょ』―。


┃ というのは、こういうことです。

┃ ひとつのことばでは目立たなくとも、イヤリングを付けたり、

┃ ヒゲを生やしたり、帽子をかぶってみたり、口紅を付けてみたり、

┃ というように、相手の気を引くために効果があると思われる

┃ “何か”を意味する“ほかのことば”と組み合わせることによって、

┃ 斬新で魅力的なハーモニーを生み出すことが可能なのです。



┃ とはいえ、4つも5つも、無闇に“ことば”を加えるのは、

┃ ダメですよ。

┃ “ことば”には一つひとつ性格があり、

┃ またストーリーが秘められていますから、

┃ あまり多すぎると相手をどんどん混乱させることになります。

┃ 留意してくださいね。



┃ 次回は、本日の続きと補足。

┃ “インパクトに欠けることば”のパワーアップ・第2の手段と、

┃ 第1の手段におけるペアリングまたは組み合わせのコツ、

┃ についてお話します。



┠─◇ 毎 週 の お ま け─────────────────────────



┃ お久しぶりです。

┃ 一回お休みすると、何か、こう、新鮮な気分ですな。はっはっはっ!

┃ 笑ってごまかしてみましたが、不謹慎ですよね。

┃ 先週はお休みをいただき申し訳ありませんでした。

┃ 今回はその分を取りかえすべくはりきって参ります。いざっ!



┃     ● 今 日 の ニ ュ ー ス も 、出 題 範 囲 で す 。

┃                読む、入試の味方。朝日新聞

┃      (2005朝日新聞/東京駅丸の内口通路・ポスター)



┃ センター試験の時期なので、今回はこんなのを取り上げてみました。

┃ ※こちらで実際のものをご覧になれます →
 http://blog.goo.ne.jp/harukazane/

┃ 大晦日に撮影したんですよ、コレ。では、解釈です。



┃ まあ、解釈というほどのこともないのですが、

┃ 皆さん、ターゲット層はわかりますよね?

┃ ・・・受験生?今年度の・・・ですか?

┃ 残念ながら、今年度の受験生ではありません。間に合いません。

┃ 次年度以降の受験生が、いわゆる“コア・ターゲット”です。

┃ 青田刈り狙いと言いますか、種まきと言いますか、

┃ つまりは先行投資なのですね。



┃ もちろん、背景には、朝日新聞の記事が

┃ よく入試問題に引用されるという事実があるわけです。

┃ この事実を活用して朝日新聞の魅力=メリットを訴求するのが

┃ この広告の目的なのですが、たた単純に、

┃ 将来、大学受験を意識している中学・高校生に広く、

┃  このイメージをすり込んでいこうということではないのです。



┃ ところで、皆さんの家では新聞をとっていますでしょうか?

┃  とっていると仮定して、それではどこの新聞にするかという

┃ 決定権はどなたが持っているのでしょうか?

┃ ひとむかし以前なら、一家の世帯主である父親が多かったのでしょうが、

┃ 現在では、サービスや、挟み込まれる折込チラシの内容、

┃ または読みやすさという観点で母親が決定権を握る場合も増えているのです。

┃ 父親は日経、家族用にもう一紙、という世帯も多いようです。



┃ 子どもの将来、子どもの進学は、親にとっては最大の関心事のひとつ。

┃ プラスに働くことなら、可能な限り、手を尽くしておきたい、

┃ と考えてしまうのが親心なんですかね〜。



┃ 読んでいれば、それだけで受験勉強になる―。

┃ どうせ新聞をとるなら…一挙両得の朝日新聞がいいかも?



┃ と誘導したいのですね。

┃ 就職なら日経、大学なら朝日、家庭では…。

┃ そのうち、TPOで読む新聞を使い分ける時代がくるのかもしれませんね。

┃ それにしても、新年の祈願にこぞって出かけるこの時期に、

┃ この広告を掲出するタイミングのはかり方、どう思います?

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┃感┃┃謝┃┃之┃┃辞┃  身に付くまでまで生涯サポート!の心意気です
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│ 本日も“ギネス級の長さをめざすメルマガ”に、最後までお付き合いいただき

│ 本当にご苦労さまでした…?いえ、ありがとうございました。ここまで読み進

│ めるのはホント大変だと思っています。ちょっとした旅気分ですよね〜。え?

│ 旅ほど面白くない?もっと興味が持てるよう鋭意努力いたしますです、はい。


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│ さて、先週、少しばかりお話させていただきました、当塾スタッフサミット。

│ 1月12日。都内某所で秘かに、でも熱く進行した会議は、およそ5時間にわ

│ たる長丁場。その間、一歩たりとも外へ出るものナシ。寝食を忘れるほどに夢

│ 中になって、アイディアを出し合いました。前号からの変化、気がつかれた方

│ いらっしゃいますよね?そうです、タイトル下の“当塾の指導方針”というス

│ ペースの設置―。今回は、その経緯について、情報を開示しておきましょう。


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│ このメルマガの発行趣旨をあらわすものとして『釘づけサイト』というタイト

│ ルが十分に機能していないのではないか?という問題提起が発端でした。要は

│ このメルマガを読むと、どのくらいの期間で、どんなメリットを生み出すHP

│ がつくれるようになるのかが、明確に伝わらなければ、結果が早くほしい購読

│ 者の皆さんをイライラさせるだけなのではないか?という心配をしたのです。

│ その通り!と思われた方、いらっしゃいますよね。なので、冒頭に毎回掲載す

│ るものとして設置したのですが、どうでしょう?ご意見、聞かせてください。


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│ 塾生フォーラム入室のためのID・パスワードを差し上げています

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│ 当メルマガを購読(無料お試し期間も含む)していただいている塾生の皆さん

│ へ、塾生専用フォーラム(掲示板)入室用のIDとパスワードを差し上げてい

│ ます。ID・パスワードをまだ持っていない塾生の皆さんは「ID・パスワー

│ ド希望」と明記して、風嶺宛てにメールでぜひご連絡ください。ID・パスワ

│ ードの発行はもちろん、フォーラムの内容等についても詳しくお伝えします。


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│ 有 言 実 行 ! 塾 生 サ ー ビ ス の ご 紹 介 で す

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│ その1:専用サイトと連動したビジュアルな展開で、わかりやすさを追求!

│ その2:塾生(購読者)専用のフォーラム(掲示板)を開設!

│     ピンポイントに講師に質問できます!!

│ その3:フォーラムを活用した人脈づくりもOK!

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